2026.09.03

【社労士解説】一生減額される「年金の繰上げ受給」は絶対に損なのか?60歳から早くもらうことで得をする、知られざる3つのケース|一般社団法人クレア人財育英協会

一般社団法人クレア人財育英協会は、シニア層の大きな関心事である「老齢年金の繰上げ受給」について、一生続く減額のペナルティを理解した上で、あえて選択することで生活を守ることができる3つのケースを解説する最新動画を公開いたしました。また、個々の状況に合わせた判断を支援する【年金繰上げ損益分岐点・セルフチェックシート】の無料提供を開始しました。

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1. 最大24%、一生涯続く減額のペナルティ

老齢年金は希望すれば60歳から前倒しで受け取ること(繰上げ受給)が可能です。しかし、原則として1ヶ月早く受け取るごとに0.4%年金額が減額され、60歳から受け取ると一生涯にわたり最大24%もの減額となります。「早くもらえるから」と安易に飛びつくのは非常に危険です。

2. 繰上げ受給を選択すべき「3つのケース」

一生の減額を受け入れてでも、繰上げ受給が「生活の助けになる」人が存在します。

  • 生活費の枯渇:退職後、再就職先が決まらない・病気等で働けず、65歳までの当面の生活費が不足しているケース。
  • 健康上の不安:重い病気等で平均余命に不安があり、「減額されても、元気なうちに受け取りたい」と考えるケース。
  • 借入金の返済:高い金利の借入金があり、年金を返済に充てることで自己破産等の生活破綻を防ぐケース。

3. 繰上げ受給に関するよくある疑問と回答

Q. 一度繰上げ受給の申請をした後で、「やっぱり取り消したい」と変更することは可能ですか?

A. いいえ。一度繰上げ受給を請求すると、後から取り消すことや減額率を変更することは一切できません。
また、繰上げ受給をすると、原則として65歳になるまで遺族厚生年金や寡婦年金と併給できなくなるなど、他の年金制度にも影響が出ます。表面的な損得勘定だけでなく、年金事務所で総合的な影響を十分に確認してから決定してください。

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