2025.09.27
島根で献血810回の70歳男性が「引退」──45年間のライフワーク、日本赤十字の上限年齢で
【出典】朝日新聞デジタル(2025年9月27日配信)
45年で献血810回の70歳「すごいとの意識ない」 続けた理由は
45年間で810回、県内最多記録
島根県出雲市の旅館従業員・有田茂雄さん(70)が、45年間で810回に上る献血を行い、県赤十字血液センターによると県内在住者として最多記録を達成しました。8月末に70歳を迎え、日本赤十字の基準で献血年齢の上限を超えたため「引退」。有田さんは「生活の一部で、特別なことをしている意識はなかった」と語りました。
献血を始めたきっかけと習慣化
25歳の頃、献血カーがきっかけで初めて献血を経験。20歳で胸の病気を患い入院した経験から「人のためになるなら」と思ったといいます。当時始まったばかりの「成分献血」によって2週間ごとに通えるようになり、次第に習慣化。大阪、鳥取、和歌山、静岡など転勤先でも途切れることなく献血を続けました。
健康管理とライフワーク
有田さんはマラソンが趣味で、フルマラソンの自己ベストは2時間58分。献血前にはレバーやホウレンソウを食べ、プロテインを摂るなど体調管理を徹底してきました。「健康のバロメーターになった」と振り返り、大病もなく献血を続けてこられたといいます。
日本赤十字からの感謝
県赤十字血液センターは「定期的な献血のおかげで多くの患者が救われ、ご家族の不安の軽減にもつながった」とコメント。減少傾向にある若年層献血者に対し、50代以上のリピーターが重要な支えになっている現状も示しました。
雇用クリーンプランナーの視点から
有田さんの取り組みは「利他の行動が自分の健康維持につながる」という好例です。職場や社会においても、持続可能な貢献は「無理なく生活の一部にする」ことで継続されます。
・習慣化された行動は社会貢献と自己管理の両立につながる
・高齢者の継続的な役割参加は地域社会の信頼を支える
・若年層の参加促進が今後の課題
雇用クリーンプランナー(KCP)の観点からは、「個人の健康」「家族の支援」「社会的な制度」の三位一体が持続的な活動を可能にしているといえます。
まとめ──「すごいこと」ではなく「生活の一部」
有田さんが語った「すごいという意識はない」という言葉は、社会貢献の本質を映しています。特別な人だけができるのではなく、「少しでも人の役に立ちたい」という思いを日常に組み込むことが、社会全体を支える力になります。
あなたの生活の中にも、無理なく続けられる社会貢献の習慣はありませんか。
