2025.10.15

福岡県警、セクハラ行為の50代警視を戒告処分──人身安全対策課長時代に後輩職員へ不適切言動

【出典】共同通信(2025年10月15日配信)
セクハラ50代警視を戒告、福岡 後輩職員と飲酒中

飲酒中に後輩へセクハラ、福岡県警の警視を懲戒処分

福岡県警は、居酒屋での飲酒中に後輩職員へセクシュアルハラスメント(セクハラ)行為をしたとして、50代の男性警視を戒告の懲戒処分にしていたことを明らかにしました。処分は9月29日付。
警視は当時、人身安全対策課長として勤務しており、被害者の安全確保やDV・ストーカー事案を扱う部署の責任者でした。

関係者によると、セクハラ行為は5月16日夜、福岡市博多区の居酒屋で発生。さらに7月14日夜にも後輩職員に対する不適切言動が確認されました。
県警は「上司として著しく不適切な行為」と判断し、9月2日付で警視を生活安全部付に異動。実質的な更迭とみられます。

女性・子どもの安全を扱う部署のトップが加害

人身安全対策課は、女性や子どもをストーカーやDV被害から守る役割を担う部署。
その責任者によるセクハラ行為は、組織の信頼を大きく損なう結果となりました。
福岡県警関係者は「被害者対応の部署で起きた行為として、県警全体で重く受け止めている」としています。

職場のハラスメント防止意識が問われる

警察庁によると、全国の警察機関で発生したハラスメントに関する懲戒処分は増加傾向にあり、特に飲酒時のセクハラ・暴言が目立ちます。
「組織の模範」とされる立場の管理職による不祥事は、職員の士気低下や被害者の通報抑制にもつながる恐れがあります。

雇用クリーンプランナーの視点──「守る立場の人間が加害者にならないために」

雇用クリーンプランナー(KCP)の観点では、今回の事案は**「倫理教育の形式化」と「職務意識の乖離」を示しています。
・安全を守る職種ほど、ハラスメント研修を「年次行事」で終わらせないこと
・職務の重要性と“言動の重さ”を結びつけた
リーダー倫理プログラム**の導入
・アルコールを伴う職場交流時のガイドラインを明文化し、リスク管理を徹底する

KCPは、特に公務職場において「権限ある者ほど行動を律する文化づくり」が必要だと指摘します。

まとめ──信頼を守るのは立場ではなく行動

福岡県警のセクハラ事件は、「守る側が加害者になる」危うさを浮き彫りにしました。
信頼は肩書きではなく、日々の言葉と態度から築かれます。
ハラスメントのない職場を実現するには、リーダーこそ倫理を学び直す姿勢が不可欠です。

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