2025.10.10

酒田南高校野球部で暴力動画がSNS投稿──甲子園常連校が部活動休止、学校側「慎重に調査中」

【出典】日本テレビ NEWS/YBC山形放送(2025年10月10日配信)
野球部員の暴力動画を投稿・部活動休止に 甲子園出場11回の強豪・酒田南(山形県)

強豪・酒田南高校野球部で暴力動画がSNS投稿

山形県酒田市の酒田南高校野球部で、部員同士の暴力行為を撮影した動画がSNS上に投稿されていたことが明らかになりました。学校は動画の存在を確認後、野球部の活動を当面の間休止し、関係者への聞き取り調査を進めています。

投稿された動画は4本で、10月7日にSNS上にアップロードされ、一時的に誰でも閲覧できる状態になっていました。映像には、男子部員が別の部員から服を脱がされたり、蹴られたりする様子が映り込んでおり、複数の部員がその場に居合わせていたとみられます。

SNSで拡散、学校が削除依頼と報告を実施

酒田南高校はSNS運営会社に動画の削除を依頼し、現在は閲覧できない状態になっています。
また、学校は山形県教育委員会、山形県高校野球連盟、酒田警察署に報告・相談。学校側はYBCの取材に対し、「なぜこのような行為が起きたのか、動画が撮影・投稿された経緯も含め慎重に調査している」とコメントしました。

酒田南高校は春夏通算11回の甲子園出場を誇る東北屈指の高校野球の名門校。ファンやOBからは「信じられない」「残念でならない」と落胆の声が広がっています。

体罰・暴力行為の再発防止が教育現場の課題に

今回の事件は、部活動における体罰・暴力・いじめ問題の根深さを改めて浮き彫りにしました。SNSが身近になった今、こうした行為はすぐに拡散し、学校の信用失墜にも直結します。教育現場には、安全と尊重を基盤にした指導体制が求められています。

雇用クリーンプランナーの視点──「指導と暴力」を分ける教育設計を

雇用クリーンプランナー(KCP)の観点では、このような問題は「指導文化の再設計」が必要なサインです。
・伝統や勝利至上主義が暴力を正当化する構造を断ち切ること
・SNS時代における教育リスクマネジメントを徹底すること
・学校・部活動単位で相談・通報の仕組みを制度化すること

KCPは、スポーツや教育の現場でも「安心して声を上げられる環境」づくりを重視します。暴力を“個人の過ち”で終わらせず、“文化の問題”として改革する視点が求められています。

まとめ──名門の再起は「信頼の再構築」から

酒田南高校野球部の事件は、学校教育・部活動の在り方を問う象徴的な事例です。
厳しさと暴力の境界を明確にし、チーム全体が再発防止に向き合うことが、名門復活の第一歩となります。教育現場が信頼を取り戻すには、「強さよりも誠実さ」を教える文化が不可欠です。

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